海外へ転勤する方を送る際、餞別を渡すことがあります。
海外への引っ越しがあるため、かさばらない物や使いやすい物など、何を贈るか良く考えることが大切です。
また、貰って困る品物や贈る物の金額相場・餞別を贈る際の注意点も知っておくといいでしょう。
この記事では、海外へ転勤で引っ越す方に贈る餞別についてまとめてみました。
海外へ転勤で引っ越す方への餞別は現金と品物どちらにすべきかなど、転勤で海外へ引っ越す方への餞別についてご説明しますので、参考にしてみてください。
海外へ転勤で引っ越す方への餞別でおすすめのギフト3選!
海外へ転勤する方へのおすすめの餞別として、「高級な箸や箸置き」があります。海外でも箸を使うことがあるため、箸や箸置きは必要です。
デザインが日本らしいものや高級な作りの箸を贈ると喜ばれるでしょう。
また、「スキミング対策カードケース」もおすすめの品物です。クレジットカードなどから個人情報を盗まれることを防止するカードケースで、実用的な贈り物になります。
「ご飯も炊けるシリコンスチーマー」も喜ばれる品物の一つです。
シリコンで出来た商品なら軽いため、持ち運びしやすいでしょう。電子レンジがあれば、炊飯やさまざまな蒸し料理ができます。
海外へ転勤で引っ越す方への餞別は現金と品物どちらにすべき?
餞別の内容は現金と品物のどちらでも構いません。
しかし、海外へ転勤をする方には、サイズが大きい品物は避けた方がいいでしょう。
引っ越しの荷物が多くなってしまうと、餞別で贈ったものが邪魔になる場合もあります。
品物を渡す場合は、手荷物で運べるサイズのものや消費してなくなる消え物が望ましいです。
また、現金も喜ばれる餞別の一つでしょう。海外への引っ越しで出費が多いため、使い道が自由な現金は餞別に適しています。
餞別の金額相場
海外へ転勤で引っ越す方への餞別は、職場全体で渡す場合と個人的に渡す場合で、金額相場が異なります。
職場全体で渡す時は、一人当たり約1000円~3000円で計算することが多いです。
例えば、餞別に参加する人が多ければ、約1000円ずつ集めて5000円~10000円ぐらいの品物や現金を渡します。
参加する人が少ない場合は、2000円~3000円を集めることになるでしょう。
また個人的に渡す場合は、約3000円~5000円が料金相場です。
金額が大きすぎると転勤者は気を使うため、高額にする必要はありません。
海外へ転勤するときに頂く餞別で困る品物とは
海外へ転勤をする方が餞別で貰って困る物とは、大きいサイズの電化製品です。
例えば、冷蔵庫やテレビなどの大きい電化製品は、引っ越しで荷物になってしまうため、困らせてしまう物でしょう。
加湿器や空気清浄器をプレゼントで贈る場合もありますが、手で持ち運びできないサイズは困らせてしまいます。
海外への輸送費なども考えて、小さな物を贈るようにしましょう。
また、皿やコップ・花瓶などの割れ物も、困らせてしまう品物です。
海外へ転勤する方へ餞別で電化製品を贈る際は変圧器も考えよう
海外へ転勤をする方に電化製品を贈る場合、変圧器のことも考えて贈りましょう。
ドライヤーや髭剃り器など、手で持ち運べるサイズの電化製品なら、餞別に適しています。
しかし、海外では日本と電圧やコンセントの形が異なるため、変圧器が必要です。
コンセントなどは正しい電圧で使わないと、餞別で贈った商品が故障してしまう可能性もあります。
よって、電化製品を渡す時は、一緒に変圧器も贈ると喜ばれるのです。
変圧器はかさばるものではなく、複数個持っていても問題ありません。
餞別を現金で渡すときはピン札が良い?
餞別を現金で渡す時は、新札を表すピン札にしておくといいでしょう。
つまり、一度も使っていない綺麗な新札を贈ると、相手からも喜ばれるのです。
また、現金で渡す時は、蝶結びの水引きが付いた熨斗袋にします。
水引きの色は紅白にして、熨斗袋がない場合は白い封筒がベストです。
職場全体で渡す時は表書きに「御餞別」と書きます。個人で渡す場合、相手が目上だった時には「おはなむけ」と書くのが一般的です。
海外への転勤で引っ越しが急に決まった方へ餞別の贈り方
普段お世話なっている方が転勤で急に引っ越しが決まったとき、餞別をどうしたらよいか焦る方もいますよね。
個人的におすすめなのは、
です。
引っ越しをされる方も急で時間的に余裕が無いと思います。
焦って餞別を贈るよりも、海外での生活が落ち着いて、日本が恋しくなった頃に手紙を添えてお送りしたほうが喜ばれる気がします。
まとめ
海外へ転勤で引越しをする方には、かさばらない品物もしくは現金を餞別で渡すのが望ましいです。
金額相場は、職場全体で渡す時と個人的に渡す場合で異なりますが、個人的には3000円~5000円ぐらいになります。
品物は大きすぎる物は避け、手で持ち運べるサイズにするといいでしょう。
現金の場合、熨斗袋の種類や表書きの書き方を知っておくことも大切です。これを参考に、餞別を贈ってみてください。
参考記事 転勤する取引先の方に餞別を贈る際のマナー
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